パリアティブケアホームつきの小牧です。

皆様、こんにちは。

パリアティブケアホームつきの小牧です。

この度opsolグループのwebサイトをリニューアルさせていただきましたことに合わせて、パリアティブケアホームつきの小牧のブログを開設させていただくことになりました。
皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

パリアティブケアとは何なのか?

「palliative」(パリアティブ)は「軽減」の意味を持つ英単語であり、「palliative care」(パリアティブケア)は、生命(人生)を脅かす疾患による問題に直面している患者およびその家族のQOL(Quality of life, 生活・人生の質)を改善するアプローチです。WHOでは、「苦しみを予防したり和らげたりすることでなされるものであり、そのために痛みその他の身体的問題、心理社会的問題」等を「早期に発見し、的確なアセスメントと治療を行うという方法がとられる」ものであると定義されています。

比較的新しい概念であり、日本では「緩和ケア」と訳されることが多くなっていますが、正確には、前述のような意味を持った言葉であると認識しています。

地域差はあるものの、病院の病床(ベッド)の不足が叫ばれている中、一般病床のみならず、療養病床の数も充足しているとは言えず、自宅で過ごすには家族等の負担があまりにも大きくなってしまう医療依存度の高い高齢者の生活の場を求めるのは、簡単ではありません。また、家族等の負担、という言葉の中には、当然ながら金銭的負担も含まれており、施設や老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に入所・入居されるとしても、家族の負担は決して軽いとは言えません。

そのような中で、ご入居される高齢者ご本人はもちろん、そのご家族の負担も含めて軽減させていただくお手伝いができれば、という想いを込めて、弊社が運営する老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅を、パリアティブケアホームと名付けさせていただきました。

弊社の力はごくごく小さなものですが、少しでも皆様のお役に立てるよう、職員一同頑張っていきたいと考えています。

皆様、パリアティブケアホームつきの小牧を、どうぞよろしくお願い申し上げます。