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リーダーインタビュー 取締役・医療介護事業本部本部長室長 清水淑子

2つのターニングポイント
始まりは2015年。大手鉄道会社を経て、会計事務所で勤務していた清水が、転職活動を通して出合ったのがopsolでした。
「1つの職場で深く働き、発展していく様子を見たい、そしていつかは経営にも関わりたいと考えて転職活動を行っていました。これまで携わったことのない福祉業界でしたが、親も自分自身も老いていきますから、医療や介護業界にも興味がありました」
実は、その面接を担当したのが、当時、専務取締役だった鈴木征浩(現代表取締役社長)でした。「第一印象は『ビシっとした、ちゃんとした人』ですね」と鈴木は振り返ります。
そして4月、弊社が運営するショートステイ施設の事務職として入社。現在のような忙しなさはなく、「余裕があったのでひたすら書類整理をしていましたね」。しかし、同年中にショートステイを閉鎖することになり、本部へ異動。ひとつ目の転機です。当時は本社勤務の社員は5人に満たず、人事や総務に関わる業務を広く担い、各ホームへ手伝いに行くことも。そんな慌ただしい日々を過ごすなか、さらなる転機が訪れます。
「会社から『営業をしてみないか』と声が掛かり、イチから教わりながら営業について学びました。売上に直結する部分なので、転職活動時に目標としていた経営への関わりに1歩近づいた瞬間ですね。そして、各拠点にご入居相談の窓口となる担当者を配置した後は、彼・彼女たちが活動しやすいよう支援してきました」
その支援ツールの1つとして、2020年1月、本誌「雪月花 宙、星に虹」が誕生。
しかし同年、ある事件が会社を揺るがせます。
「会社の存続に関わるような大きな出来事だったため、会社を1枚岩にしなければいけませんでした。
各ホーム・事業所へ赴き、会社の考えや思いを真摯に伝えることに努めました。無我夢中でしたね」

毎月発行する広報誌「雪月花 宙、星に虹」も67号を数えるまでになりました(2025年7月1日現在)
会社を発展させたい
そして2022年。事務統括部長として幅広い業務に携わっていた清水に打診されたのは、取締役への昇進でした。
「経営陣と行動することが多かったため、自分自身の会社に対する考えや理念、信念をお話する機会が多く、それを認めていただけたのかなと思っています。ただ、もともと自分自身の昇進には関心が薄く、会社を発展させたいという気持ちの方が強かったため、鈴木社長に『私の昇進が会社のプラスになりますか?』と尋ねたところ、『間違いなく、なります』との言葉をいただき、心を決めました」
厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査(企業調査)」によると、福祉・医療業界は他業種に比べ正社員・正職員に占める女性の割合が高いことに伴い、女性役員の割合も高いことが分かっていますが、清水にとっては「多い」は感じられていませんでした。
「当時は、自ら進んで管理者等の役職者を希望する社員は少数で、私が取締役になることで、スタッフの励みになるならば、と思いお受けしました。弊社は意欲ある社員に対しては、年齢や性別など関係なく、積極的に役職者へ登用する会社です。そのおかげで、近年は進んで役職者を希望する社員も増えました」
現在、清水が力を入れている取り組みが、「個別サービス表」と「ニーズ面談」です。残念ながら、介護報酬の不正請求・受給に関するニュースは後を絶ちません。悪意ある不正は言語道断ですが、書類の不備や誤った知識などが原因で不正を疑われる可能性もあるでしょう。パリアティブケアホームでは、ご入居者様お一人お一人のための個別サービス表を作成することで、本当に必要なサービスをご提供するだけでなく、不正請求を防ぐよう努めています。

「これらの取り組みが『当たり前』となるよう、今後もしっかり継続し、皆さまにお届けできる方法も検討しているところです。弊社は、ご入居者様にとって何が一番幸せなのかを常に考えています。社長や他の役員等と話していると、ご入居者様、ご家族様、関係者の方に心から正直に、誠実に向き合っている会社だと感じます。愚直で不器用なところもある会社ですが、それも魅力ですね(笑)」
会社を「強く」する
社員に対しても、誠実に向き合う努力は怠りません。「弊社は経営陣同士が親族等ではないので、どの社員にも平等に昇進の機会がありますし、研修や資格取得なども全面的に支援しています。社員のやりがい搾取はしません」と断言したうえで、「意欲のある人はどんどんがんばってほしい」とエールを送ります。
「この10年、急速に会社は大きくなり、10月には7つめのパリアティブケアホーム『スタイルプラス なぎの八尾』がオープン予定です。もちろん、会社の発展はずっと願っていたことなので喜ばしいことですが、その一方、ここからは『強い』会社にすることが大事だとも感じています。入社時に、会社理念をまとめた冊子『MAP』を渡すのですが、それを『読んでください』だけでは浸透しません。私たちの言葉で表現し、理念に沿った仕事を行い、何度でも繰り返し伝えていくことで、規模に見合った強さを作れるのではないかと思っています」
採用面接の際、鈴木に「うちで良いのか」と尋ねられ、「大丈夫です」と答えたことを覚えていると言う清水。「確かに当時、規模は大きくはありませんでしたが、真面目にしていれば、きちんと見てくれて、そこから道が拓けるという自信がありました。根拠はなかったんですけどね」と笑います。
あれから10年――。あの日の根拠なき自信は現実となりました。
「役員になって、思い描いた仕事ができ、転職活動時の目標も達成できました。尊敬すべき人に出会えたことも財産です。でも、役員になって良かったというより、opsolの一員で良かったと思っています」
そう言い切れるのは、ご入居者様やご家族様、会社、社員に全力で向き合ってきたからこそ。弊社の企業理念である“最適解の探求者たれ”。そのロールモデルとして社員をリードし続けます。

2025年10月オープン予定のパリアティブケアホーム スタイルプラスなぎの八尾
from staff「実はこんな人!」
「ご入居者様第一、そして実は…!」
ご入居者様のことを第一に思っておられ、ご家族様から届いた感謝のお言葉を読んで、嬉しさから涙を流されていました。いろいろ相談させていただくと、ご入居者様・ご家族様の目線に立った意見をいただき、学ぶことが多く、自身の未熟さを感じます。
スナック菓子やジャンクフードは食べられないだろうと思っていたら、意外にもポテトチップスもお好きとのことで驚きました!
(ご入居ご利用相談課 山岸)
「何事も手を抜かない人」
以前、社内である人の誕生日祝い用にミュージカル風動画を撮った際、衣装も演技も一番本気で取り組んでくれました。一緒に小牧山城に行った際には、館内のフォトスポットで織田信長になりきられていて、笑いが止まらずカメラを持つ手が震えたほどです!
(opsol book 山下)