神奈川歯科大学様と共同研究を実施させていただいています。

2024年12月30日から2025年3月31日まで、学校法人神奈川歯科大学様➚opsol株式会社とで、『禁食高齢者の泡状食摂取における口腔環境と炎症誘発率についての研究』を実施させていただいています。

本研究は、誤嚥性肺炎の予防とQOL(生活の質)向上を目指して、ご病気などの関係でお食事を召し上がることができない方にご協力いただき、泡状食を召し上がっていただくことによってQOLが向上するかを確認させていただくことを目的としています。

神奈川歯科大学環境病理学分野教授で、副学長・歯学博士であられる、槻木恵一先生に指揮をお執りいただき、opsol株式会社が運営するパリアティブケアホームはなの楠根にて、ご協力者様のご協力の下、測定などを実施し、その結果を解析・検証などしていただきます。

研究に際して槻木先生(写真右)から説明を受けるスタッフたち

槻木恵一先生は、NPO法人日本唾液ケア科学会➚の理事長もお務めであり、歯学・環境病理学分野の中でも特に、唾液研究の権威として、研究や学生の指導のほかにも、書籍の執筆やテレビへの出演、講演活動等、多方面でご活躍されていらっしゃいます。

槻木先生による唾液摂取の様子

この度ご縁をいただき、未来のための研究に協力させていただけますこと、心より光栄に感じておりますとともに、ホームにてご協力くださるご協力者の皆様に、心より感謝申し上げます。本当に、ありがとうございます。

今回の共同研究が、高齢者の方々のQOL向上のための一助となることを願って止みません。